エネルギー商社向け基幹業務の統合で、効率性と可視性を同時に強化
大規模ERPパッケージ(旧システム)のカバー範囲の狭さや高額なライセンス費、夜間バッチによる情報遅延、BCP未対応といった課題を背景に、基幹・Web受注・与信管理・DWH機能を統合したパッケージを導入。営業部門のリアルタイムな実績確認や㎥売り対応など、業界特有の業務に対応した独自機能も実装し、業務効率と収益精度を向上。結果として年間保守費用を50%削減。
- 旧システム(大規模ERPパッケージ・DWH)のカバー範囲が狭く、Excel等で補完しており作業効率が低下
- 大規模ERPパッケージのライセンス費が高額であり、利用ユーザが制限される
- 受注伝票の仕訳連携が夜間バッチ処理のため、与信などの管理データが1日遅れで更新される
- BCP未対応、首都直下地震等に対応できない
- 収益認識の向上
-予算・推定と実績の比較より、収益の精度向上 - 業務プロセス改善
-輸入トレード、船積から通関・転売、諸掛按分・ 支払・回収の一連業務のシステム化
⇒パッケージ導入により、年間保守費用を50%削減
製品・サービス 選定のポイント
- RFP作成支援(プレFit & Gap)を通じて要件整理を実施。
- 導入メンバーの理解度や、提供機能の充足度に不足がないと評価された。
- 基幹システムのみならず、Excel管理領域、Web受注フロント、EDIサービス、クラウド基盤などシステム/環境をワンストップで提供、保守・運用までを自社で提供できる点を評価。
支援内容/連携ソリューション
情報の一元化データベース化
-PROACTIVE実績をExcelライクなローコードツールに連携して営業がリアルタイムな実績を日々確認
リスク管理
-Web受注登録時の与信・CODの残高チェック・牽制
エネルギー商社独自の機能性実装
①㎥売りシステム対応、②オーダー入力、③諸掛入力、④バーター処理、⑤LPG外売上、⑥ターム価格管理
