導入事例 株式会社トヨタプロダクションエンジニアリング
内部統制の強化と生産性向上のため、販売管理・経費精算システムとして
「ProActive E²」を採用
受発注業務のリードタイムを約65%短縮、紙の使用量を約60%削減
導入の概要
もっと喜ばれるクルマ作りを目指して、デジタル生産技術でTOYOTAのモノづくりを支えるトヨタプロダクションエンジニアリング様。内部統制の強化と生産性の向上を実現するため、システムの刷新を検討。新システム導入の背景と選定理由から、導入効果までを伺った。
導入の詳細
背景
トヨタプロダクションエンジニアリング様では、これまでスクラッチ開発した受発注管理システムを利用していましたが、複雑化するユーザニーズに対応してきたために生じた、以下の課題解決に向け、新システム構築の検討を開始しました。
課題
- 見積書などの伝票承認、保管など、紙ベースの業務が多く、内部統制と生産性の両面からみて、非効率であったこと
- 発注情報が会計システムの支払処理と連動しておらず、人による転記・確認作業が必要であること
- システム環境の長期使用により、サーバー切り替えのリミットが迫っていたこと
課題解決のポイントと、導入に対する評価
ProActive E²選定時のポイント
- 入力画面の遷移や操作性に対する評価が良かったこと
- データベース内のデータを全て活用・出力でき、他システムとの連携が容易に行えること
- 製品機能の拡張性の高さと、今後の機能強化への期待が持てること
- SCSKの業務理解力と提案力が高く、信頼できる企業と判断したこと
お客様の声
「ProActive E²」の本番稼働により、「内部統制の強化」「生産性の向上」の実現に向けた、新たな販売管理システムおよび経費精算システムを構築することができました。
稼働から7ヶ月が経過し、導入効果として、受発注業務のリードタイム、紙の使用量は目標値を達成できました。業務処理時間については、現時点で目標値に届いておりませんが、今後のシステム習熟度の向上により、十分に達成できると想定しており、労働時間の短縮など、「働き方改革」にもつながることから、大変満足しております。SCSKには、より効果的に活用できるよう、利用者の声を踏まえた継続的な機能強化と手厚いサポートに期待しています。