よくあるご質問
ERPパッケージ導入時によくある課題と解決策をまとめました。

検討時のよくある質問
- 標準的な導入期間はどの程度でしょうか?
-
導入の作業範囲やご提供させて頂くサービス内容、お客様の導入体制により異なります。会計系システムの場合であれば、導入期間は最短で3ヶ月です。
- 導入時、各端末(個人のPC)にプログラム配布は必要ですか?
-
ProActive E²は画面表示などのユーザーインターフェースにリッチクライアント言語「Curl(カール)」を使用しております。各端末で実行する為には、Webブラウザ(Internet Explorer)とCurlのランタイムプログラム(Curl RTE)が必要となります。初回アクセス時に「Curl RTE」のインストールを行うプログラムが自動実行されますので、プログラムを配布して、利用端末毎への設定作業は必要はありません。
- どのような企業に導入される場合が多いですか?
-
様々な業種・業態の企業への導入実績があります。導入企業の規模も小規模から大企業まで様々ですが、年商50~500億の企業に導入いただいているケースが最も多く、また、最近では500~1000億超の企業の利用も増えております。
- クラウド環境でも利用可能でしょうか?
-
クラウドでも利用可能です。標準機能を月額利用するのであれば「ProActive for SaaS(プロアクティブ フォー サース)」。お客様のニーズに合わせたアドオン開発やシステム監視などのサービスを組み合わせる場合には、SCSKのクラウド基盤上で運用管理する「ProActive on USiZE(プロアクティブ オン ユーサイズ)」が最適です。Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureでの利用事例も増えています。
機能全般のよくある質問
- ワークフローでは、様々な規定に即した承認経路が設定可能でしょうか?
-
可能です。
ProActive E²では各システムから独立した独自のワークフローエンジンを標準装備しています。企業の社内規定に合わせ、各業務機能単位でのワークフロー機能の利用可否を設定できます。また、金額などによる承認ルートの条件分岐や代理承認、飛び越し承認や合議などといった多様な承認ルート設定のほか、メール配信による承認依頼、確証など添付して仰裁することが可能です。
- セキュリティにはどの程度配慮されているのでしょうか?
-
システム利用者が処理できる機能やデータ内容に対し、個別のセキュリティ権限設定が可能です。また、システム利用においてもWindowsアカウントポリシーレベルのアカウント管理機能や、誰がいつどのような操作をしたのかを追跡するためのログ取得機能を保持しています。
- データ量や利用人数に制限はありますか?
-
制限は特にありません。
月間のデータ量は数百万件、処理対象の人数は数万名、システム利用人数も数千名という利用実績もございます。
- 市販されている会計パッケージ製品とProActive E²とは何が違うのでしょうか?
-
企業規模が大きくなり、取引量や取引先が増えると、今までにはなかった様々なケースが発生してきます。ProActive E²では、基本的な業務のカバー範囲の拡大に加え、そのような様々なケースの業務処理についても標準機能で対応可能な自由度の高い機能群をご用意しております。
また、会計・人事・給与・販売といった各システムと連携しており、完全にデータベースが一元管理されています。データの二重管理が徹底的に排除されている設計であることも大きな特長です。
導入後のよくある質問
- 追加開発を行うとバージョンアップできないのでしょうか?
-
可能です。
ProActive E²を長くご利用いただくために、最新版のプログラムをご提供いたしておりますが、プログラムロジックの変更を伴う「カスタマイズ」を実施している場合など、追加開発の内容によっては、そのままバージョンアップすることが困難な場合があります。 追加開発が必要な場合には、拡張機能として追加する「アドオン」開発を推奨しております。「アドオン」を実施した場合、アドオン対応を考慮した製品設計により、バージョンアップに関する作業量やコストを抑えることも可能となります。
- 段階的な導入や個別システムの導入は可能ですか?
-
可能です。
導入時の負荷を軽減するために、まずは会計のみ導入し、次のステップで人事・給与を導入するといった段階的な導入などが可能です。段階的に展開した場合でも、データベースや各データは全て一元管理され、全システムを同時に導入した場合と変わりなくProActive E²をご利用いただけます。
機能全般のよくある質問
- 操作性や周辺システムとの連携について教えてください。
-
ProActive E²は画面表示などのユーザーインターフェースにはリッチクライアント言語「Curl(カール)」を使用しております。リッチクライアント言語を利用することで、ネットワーク負荷の軽減や、Webのシステムでありながらも従来のクライアントサーバシステムのような操作性や表現力に優れたシステムを実現しています。
また、SOA(サービス指向アーキテクチャ)を採用し、高い拡張性を確保しておりますので、WMSやEDI、CRMなど、様々な周辺システムとの連携についても容易に実現可能です。
- 仮想化環境上で利用できますか?
-
利用可能です。
VMを活用した仮想化環境にてProActive E²を稼動させることで、近年高まりつつある「サーバ台数の削減によるグリーンITの推進」、「システム運用の負荷軽減」というニーズに対応します。