導入事例 豊通マテックス株式会社
合併を機にシステムリプレースを決断
「ProActive E²」の標準機能をフル活用し、業務プロセス統合とリアルタイム経営を実現
導入の概要
2013年10月、豊田通商グループの繊維と紙という商材が異なる2つの専門商社の統合により誕生した、素材系専門商社である豊通マテックス様。合併を機に、両社の業務プロセスの統合、業務効率の向上、内部統制の強化を実現する新しい基幹システムとして採用したのが「ProActive E²」でした。
導入の詳細
背景
豊田通商グループの繊維と紙という商材が異なる2つの専門商社、「豊通テキスタイル」と「豊通セルテック」の合併により誕生した素材系専門商社である豊通マテックス様では、合併に伴う以下の課題を解決するため、システムリプレースを決断されました。
課題
- 繊維、紙業界の独特な業務があるため、既存のシステムへの片寄せが困難だった
- 両社システム間をまたぐ組織改編や人事異動は、業務運用上制約があった
- 異なるシステムを利用していたが、共に老朽化が進み、利用期限が迫っていたこと
- 経営情報がタイムリーに取得できず、かつ手作業による合算作業が必要なこと
- 内部統制機能を強化するには、既存システムの仕組み上限界があった
課題解決のポイントと、導入に対する評価
ProActive E²選定時のポイント
- パッケージ機能の業務適合性の高さと柔軟性のある機能を有しており、導入方針に合致していたこと
-
豊田通商グループとして必要となる管理業務(※)の強化を最小限の追加開発で実現可能であること
※取引先の与信限度管理、在庫年齢管理、債権債務管理、売上採算管理など - 必須要件である部門別決算に対応して、全てのデータを部門別に照会・管理できること
- 商社への導入実績、会社合併を伴うシステム統合の豊富な実績に対して安心感があったこと
お客様の声
「法改正やビジネス環境の変化に対応した機能強化に期待しています。また、これで終わりではなく、継続的な改善提案を、ぜひお願いしたいと思います」
「少しずつですが、営業がProActive E²のデータを活用して、現状把握や分析を行うという動きが出てきています。この流れを全社に拡げていきたいと考えています。」
「システム導入経験が無かったため、自分たちを引っ張って行ってもらえるベンダーが理想でした。SCSKは商社業務に対する造詣が深く、コミュニケーションが円滑に進みました。また、堅実なプロジェクトマネジメントやファシリテーション力の高さなどを感じ、安心感につながりました。今後の保守においても、変わらぬ手厚いサポートを期待しています。」