ニュース・トピックス

幅広い基幹業務ニーズに対応したERPパッケージ「ProActive（プロアクティブ）」について様々な情報を掲載しています。

ProActiveとBplats^®の連携ツールによる
サブスクリプション取引管理業務を効率化

2022年6月28日

SCSK株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役　執行役員社長最高執行責任者　當麻隆昭、以下SCSK）とビープラッツ株式会社（代表取締役社長：藤田健治、以下　ビープラッツ）は、SCSKの国産ERP「ProActive（プロアクティブ）」とビープラッツのサブスクリプション統合プラットフォーム「Bplats^®（ビープラッツ）」の連携ツールを開発しました。システム間のデータ連携を容易に行うことで、サブスクリプション取引管理業務の効率化を支援いたします。

1. 背景

消費者の価値観は所有(モノ)から利用(コト)へ遷移する消費形態の変化を受け、これまでの売り切りを中心とする事業モデルから、顧客にサービスの体験価値を提供し続けるサブスクリプションモデルを活用した新たな事業開発を目指す動きが活発化しております。
サブスクリプションでのサービス提供を検討している企業の多くは、サブスクリプション取引管理システムの導入にあたり、旧来の売買取引を前提にした既存の基幹システムとの連携や保守・運用に大きなコストと時間を要することに大きな課題を抱えております。こうした課題を解決するためにProActiveとBplatsの連携ツールの開発に至りました。

2. 連携ツールの概要

システム間でのデータ連携を実現する方法として、互換性の高いCSV形式のデータを連携元のシステムで生成し、連携先のシステムにデータを取り込ませることでデータの連携を実現するCSV連携形式が、安価で汎用的な方法として普及しております。
一方で、生成したCSV形式のデータを連携先のシステムが認識できる様に連携の都度、補正変換を行う必要があるなど定常的に作業が発生し、コスト負担とリソースの確保が必要でした。
このたび、ProActiveとBplatsのシステム間のデータをＣＳＶ連携するために、各々がデータ認識を可能とする連携ツールを開発しました。

＜ProActiveとBplats連携ツールの特徴＞

あらかじめ双方のシステムのデータ項目に対応した入出力情報を設定しているため、スムーズな導入が可能
ツール初期費用は不要。サブスクリプションでのご利用が可能(月額50,000円～)

連携イメージ

3. 稼働確認済ProActiveモジュール

以下のProActiveモジュールについて、Bplatsとの連携稼働を確認しております。
今後、お客様の声を聞きながら対象モジュールの拡張を検討してまいります。
ProActiveシリーズ：　会計モジュール、債権モジュール

4. 今後の展開

ProActiveとBplatsのシステム間のデータ連携に留まらず、連携ツールの機能を逐次、リリースしコールセンター系システムや、物流システムなどProActiveとBplatsとのデータ連携を必要とする企業内のサブスクリプションビジネスに関わる様々なシステムとの連携を拡充し、サブスクリプション取引管理に関わる業務の効率化を支援してまいります。

■「Bplats」概要

「Bplats」は、ビープラッツが自社開発する、サブスクリプションビジネスのための統合プラットフォームです。さまざまなサブスクリプション型のサービスを一気通貫で、オンライン販売から管理まで行うことができます。また、販売チャネル構築や仕入先など、各産業、各業種にあわせた課題解決を提案し、これまで、IoT、ハイテク、通信、クラウドコンピューティング、SaaS、自動車、機械、家電などのさまざまな産業に対し、数多くのサブスクリプションビジネスをワンストップで実現してきました。

URL:　https://product.bplats.co.jp/